【四国遍路】一杯のためにこそ歩く【26日目】

img_3129
朝日とともに目が覚め、いつもならそれから動き出すまでに多少の時間がかかるのだが、今日はこの虫公園から一刻も早く抜け出したいという思いが続く、すぐに身支度を始めた。 隣で眠っていたお遍路さんも同じくらいに目が覚めたらしいが昨晩同様、軽く挨拶を交わす程度で特に話し込むことはなかった。一通り準備を終えた後、別れの挨拶をする際にだけ少しお話をする機会があったが、思ったより柔和で話しやすい物腰の人だっ

続きを読む

【四国遍路】虫公園【25日目】

placeholder+image
正直、今日の記憶があまりない。観自在寺の境内にテントを張っていたので、迷惑にならないようにと珍しく早めに準備を整え、7時に出発する。 昨日のスピリチュアル兄ちゃんとは結局朝は会わず、連絡先も交換していないので、まさに一期一会の出会いになった。 次の札所である41番太龍寺までも地味に距離があり、1日ではたどり着けない。とりあえず温泉を目指して国道沿いを淡々と進む。 あの時は書かなかったが、以前

続きを読む

【四国遍路】スピリチュアル兄ちゃん【24日目】

placeholder+image
朝、吹き抜けから差し込む太陽の光のおかげで、温かく目覚めることができた。 歯磨きをしにトイレに向かうと、この道の駅には大量の猫がいることに気づき、座り込んでワシャワシャする。 一通りワシャワシャして準備をした後、道の駅すくもを出発。しばらく歩くと、いよいよ高知を抜ける松尾峠の山道へとたどり着く。 高知での出会いを思い返しながら、一歩一歩、じっくりと歩を進めて行く。とても居心地のいい場所

続きを読む

【四国遍路】世界征服やめた【23日目】

img_3031-1
朝、「おはようございまーす!」という声とともにテントから出る。昨日のおばちゃん(森さん)が約束通り朝ご飯やら着替えやらをたくさん持って来てくれたのだ。 オニギリからおかず、味噌汁まである。すごすぎである。昨日たまたますれ違っただけの人間にここまでしてくれるのだ。高知の人は暖かいと感じていたが、森さんには頭が下がる。ご飯だけではなく着替えも頂いたので、正直荷物は重くなってしまったが、それはむしろ

続きを読む

【四国遍路】暖かさの道場【22日目】

img_3004-1
金平善根宿の奥の部屋で寝袋にくるまり眠ったものの、寒さで何度も目がさめる。昨日管理人のおっちゃんから頂いた蚊取り線香を使うのを忘れて寝てしまったものの、蚊に悩まされることはなかった。たくさん虫もいたんだろうけど、電気を消して真っ暗にしてしまえば何も見えない。何も見えないなら、いないのと一緒である。寝れば何も感じない。 一晩乾かした洗濯物を取り込み、乾ききっていないものを日差しで乾かすためにザック

続きを読む

 こんな記事も読まれてますよ