2018-06

日記

夜行バスに揺られるというただそれだけの体験をめちゃめちゃ小説のプロローグっぽく書いてみた結果がこちらです。

細長い筐体の中に4列で区切られたシートがある。一人また一人と、個体が筐体の中に流れ込む。僕はいつもこの箱の中に他の個体と詰められ、物理的に遠いどこかへと運ばれる。その様を俯瞰してみると、家畜と何ら変わりがない。満員電車よりはいくぶんマシだと...
日記

アナニーをしなくなった

のだ。菊門のシワの数をまるで花びらの数を数えるように恋い焦がれ、紐解いていたのに。これも歳のせいなのだろうか。若いうちは好奇心と無根拠な自信だけでどこまでもぶっ刺しっ突っ走っていけた。それが今となってはアナニーの快楽よりも面倒くささの方が勝...