柳 俊

本・映画・漫画

これからの「ウォッチメン」の話をしよう

ウォッチメンというアラン・ムーア原作のアメコミ映画を2回観た。本作はお腹のたれたリアリズム溢れる中年ヒーローが出てきたり、アラン・ムーアのファシズムへの皮肉や政治的描写が色濃く反映されたとても政治的・哲学的な作品だった。色々と書きたいポイン...
本・映画・漫画

【傑作】さよならタマちゃん

また、素晴らしい漫画に出会ってしまった。昨日「さよならタマちゃん」という漫画を読み終えた。1巻完結だったのでさらっと読めたのだが、内容は深く心に残るものだった。簡単なあらすじを言うと、35歳の漫画アシスタントの著者が精巣に腫瘍ができ、その癌...
本・映画・漫画

起業家の業(カルマ)

最近、サイバーの藤田さんや、DeNAの南場さん、マザーハウスの山口さんとか、タリーズの松田さん、元ハイパーネットの板倉さん、エスグラントの杉本さん・・・etc.などの多数の起業家の自叙伝的エッセイや、その中のいわゆる倒産本などを読むうちに分...
日記

善く生きる為の31の法

今更なんですけどね、僕しばらく前にしれーっと、ブログのタイトル変えたんですよ。いや、こんな場末のブログのタイトルが変わろうがどうしようが、どーでもいいことでしょうけど、まぁ変えたのには僕なりにいくつかの理由があったわけです。で、まず前のブロ...
日記

ブッダの啓示

妖精の存在って、信じます?僕が学生の頃の話なんですけどね、ある朝目が覚めると、天井の方から声がするわけです。「……ぁ……て…っ――。。。。」ものすっごいかすかな声だったんで、僕も最初は「なんだ空耳かー」なんて思ってたんですけど、どうも、間隔...
日記

釣り師

すごく、とりとめのない記事でも書いてみたくなったんで今これ書いてるんですが、なんていいますかね、さっき歯磨きをしながら、ふとナンパのことを考えてたんですよ。僕としましては、あまり得意ではなかったにせよ、夜職時代に実に多種多様な声掛け方法を試...
本・映画・漫画

友がみな我よりえらく見える日は

最近ドキュメンタリーなどの、一個人の人生の一部を垣間見ていて痛感するのが、どんな人の人生であれ、突き詰めれば、つまらないものなどないということだ。決して特異な人生を歩んでいる人のみが、面白い人生なのではない。普通の人の人生にだって、毎日、紆...
本・映画・漫画

【献本】鬱に離婚に休職が…(玉村勇喜)

10月に献本はして頂いていたのですが、書評がだいぶ遅れてしまいました。玉村さんすいませんm(_ _)m献本いただいた本はこちら。【鬱に離婚に休職が… 著:玉村勇喜】タイトルの通り、鬱・離婚・休職を経験した著者の自叙伝的エッセイです。それでは...
本・映画・漫画

元ホストが語る「東京難民」

どうもこんばんは。もう深夜ということで、ちょっとアダルトな話でもしようかと。いやですね。先ほど東京難民という映画を見てまして、この映画がネットカフェ難民になった主人公が、どんどんどんどん底辺層へと落ちていくさまを描いた映画なんですけどその過...
本・映画・漫画

アンヴィル&ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライトから学ぶ、価値重視の考え方

先日、「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」というドキュメンタリー映画チックなライブDVDを見たのですが、それを見ていて感じたことを、「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」という大好きすぎる映画とも絡めて書き連ねようと思いま...