【四国遍路】死国【3日目】

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まさに只今、死国を歩いている。簡単に言うと本日の野宿場所が決まらず、頭にヘッドライトを装着し、真っ暗闇の道を、ただひたすらに歩いている。正直山に囲まれた死国では19時で既に漆黒の闇に包まれた状態であり、現在進行形でめちゃめちゃこわい。別に何に襲われるとかはないのだろうけど、周りに見える風景といえば、山の陰影とその他の闇、のみである。「これが死国かぁ!!」といったところである。(自分の行き当たりバッタリが原因だか)ただ1つ言えることは、

確実に憑いたよねということである。

今は国道を通っているのでまだマシだが、山道通ってる時はまじでやばかった。

↓ライトがないと何も見えない



そもそもここに至るまで、今日は徳島県での1番の難所、燃山寺にいたる山を越えてきたのだ。時間を早朝に巻き戻す。

昨日のおっちゃんに夕ご飯と朝飯をお接待していただき、まずは11番の寺へ。


この寺でおっちゃんとハグして別れを告げた笑

そしていよいよ山越えである。


道なき道を進む。道中所々に励ましの句が書かれていた。


行くも地獄、帰るも地獄、逃げ場などないが、アスファルトに舗装された道とは違い、神秘的な何かを感じながら行くこの山道は、疲労よりも先に何か一種の特別な力が宿っているの感じる。

他人を完全に理解することはできない。しかし理解しようとすることはできる。究極的には自分が他者を追体験するしかない。そしてその追体験が多くの自分と言う個性を作る。考えることはない。ただ、ありのままに、そのままに。

雲の切れ間に入っていく


ちょうど遍路ころがしを半分過ぎたあたりで、お大師さんが迎えてくれ、そこで休憩。足を見ると歩き遍路の勲章でもある、初めての豆ができていた。


遍路ころがしのラスト。ここがもう本当に本当に本当にきつくて、段差を上がるたびに筋肉が痙攣して、文字通り、足が何度も止まった。


やっとのことで焼山寺に着いた頃には、正直もう参拝とかどうでもよくて、朝バナナをしたきりの胃袋に「なにかカロリーーを!!!」とカロリーメイトを自販機で購入し、貪るように食べた。


しばしの放心状態の後、足が麻痺してもう痛みもようわからなくなっていた為、予定していた12番付近の宿泊はやめ、ひたすら歩き続けた結果が


これである。

途中、人がいたと思ったら


これである。こわすぎ。脅かす気しかない。

結局、やっとの思いで見つけた橋の下にテントをヘロヘロになりながら貼って、即就寝。

【支出】カロリーメイト210円、デカビタ130円、水110円 合計450円

【歩行距離】34.6キロ

【参拝霊場】11.12番