久しぶりの更新になる。更新が滞っていた理由は単純で、スマホがぶっ壊れたからだ。マスかき大師とかいって調子乗っていたツケがこれである。この件に関しては別日の記事でおいおい書くので、とりあえず溜まっていた日の記事を更新してしまおうと思う。
朝だ。昨日は砂利の上にテントを張ったが、マットのおかげで背中を痛めることもなく、就寝することができた。
寝ぼけ眼のままテントを片付け、下の四阿のようなところで昨日買っておいた朝飯をささっと食べる。
そこで野宿をしていた、既に20回は歩いて回っているという先輩歩き遍路さんに今日の野宿場所など、いろいろな情報を教えていただく。
相変わらずな球場前のマスコットキャラに別れを告げ歩き始める。
昨日貼った冷えピタが効いたのか、今朝は足が軽い。海沿いのルートをサクサクと進む。
途中、海辺の猫がいたので、猫好きとしてはじゃれずにはいられなかった。
人慣れしている。
もっとじゃれていたかったが先に進む。
途中の休憩所で海を眺めながらアイスを食べる。完全に観光気分である。そしてかなりのスロースターターである。
途中の休憩所、こわすぎである。特に右。
おまえはなにをいっているんだ。
この近辺に野宿リストなる、野宿できるポイントを一覧にした、歩き遍路さんにはとてもとても助かるものを作成している萩森さんが運営して下さっている善根宿を発見。
午前中完全に観光気分で歩いていたため、大日寺に17時までに間に合わなくなりそうなったので、時速5キロくらいのほぼ早歩きのペースで歩き、ギリギリで到着。
納経所の方にお聞きし、今日は大日寺の通夜堂に泊まらせて頂く。通夜堂とは簡単に言えば、お寺が運営して下さっている善根宿のようなものだ。
初めてのお寺に宿泊なので多少ワクワクしつつも、足はそれとは関係なしに、早歩きをしたせいもあって、炎症を起こしパンパンである。
コーヒーとお菓子のお接待を頂き、部屋の中を軽く物色する。発泡スチロールがあったので開けてみたら、いつ作ったのか分からないくらいにカビ臭いカップラーメンが出てきた。やはり善根宿と同じく、衛生面ではお察しのようだ。
その後、夕飯を食べに行く気力も起きず、チョコをかじっただけで早めの就寝に着いた。
【支出】アイス250円、食費630円
【歩行距離】25.3キロ
【参拝霊場】28