どうしようもなくしにたくなったとき。いろんな逃げ方がある。お酒に溺れるも、活字の海に溺れるも、映画を見て誰かの人生を疑似体験するも、なんでもいい、生きる。死ぬ前に、生きる。
やりたいことを探してはいけない。やりたいことなどない。 自分がいなくても どうしたって回っていく世界の中で やりたいことよりも やるべきことを淡々とやっていく姿勢 やるべきことでさえ 実際のところ 自分がいなくても 回ってく世界 でもそこは 自分を騙しこんで 希死念慮に 追いつかれないように 自分を丸め込んで 世界と自我に折り合いをつけて 生きていくしかない やるべきことがわからなくてもいい とにかく何でもいいから がむしゃらに しゃにむにやってみる そうすれば その熱狂のうちに 自分を認めてあげやすくなるから そうなればこそ その中において やりがいを感じること というものが見つかる 希望を求めても手に入らず 泥臭く 近道もなく 一歩一歩 手探りで進んでいった その軌跡が 希望になる だから 走るしかない 踏み出すしかない 走れ 絶望に追いつかれない速さで