30代以上で定職につかずぷらぷら旅をすることは悪なのか

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今朝起こったことを話そう。

厚床駅で起床し、準備をしていると百名城巡りの旅をしているという老夫婦に話しかけられる。

話しているうちにこんな会話になった。

おっちゃん「30代以上にもなって定職にもつかず結婚もしないでぷらぷら旅続けてるってのはどうかと思うね。この先どうやって生きてくんだ。俺は最終的に国の世話にならないと生きていけないようなのは駄目だと思う。君はどう思う?」

「いや、別にいいんじゃないですか。やりたくない仕事無理矢理やってる人より旅とか自分の好きな事やってる人の方が僕には魅力的に映りますけどね。」

おっちゃん「いや、それはいいんだけど、何かしらで食ってかないと最終的には国の世話になるってことだろ。君はそれでいいと?」

――どうやらこのおっちゃんは別に30代以上で旅に出ることが悪いと言っているわけではなく、自分一人では生きていけずに生活保護など国の世話にならないといけないような人を嫌っているようだ。

僕個人としては、(国の世話になるのは本当に多種多様な理由があるのは分かった上で)当事者は当事者意識は持ったほうがいいものの、第三者がそれに関してとやかく言ったり、卑下したりするのはお門違いだと思っている。

国の世話になっている人が嫌いならば卑下するのではなくてそういう人達が少しでも減るように何か具体的な施策を考えることに時間を使ったほうがよっぽど建設的だ。

そして忘れてはいけないのは、自分だっていつそっち側の人間になるか全くもって分からないということだ。

生活保護受けてるような人達を卑下する人間の心理って、「俺は今までちゃんとやってきた(やってる)、だからお前もちゃんとしろ。」っていうすごいおぼろげなものだと思う。

自分がちゃんとレールの上に立っているつもりでも、ちょっとしたボタンの掛け違いでそのレールから外れてしまう可能性は大いにある。そのことを忘れてレールから外れた人間を卑下するという行為は、回り回って未来の自分の首を絞めることになりかねない。

そしてこれはあくまで仮定の話だけれど、もしも、もしもあの老夫婦が年金制度を利用して旅をしているのなら、これほどブーメランな話はない。

――ここから話を敷衍させれば、日本という国は少子高齢化、人口減少などと課題先進国と言われているだけあってこれから先細りしていくことは誰の目にも明らかだと思う。

そうなっていったらもはや国の力だけではとてもじゃないけど支えきれない。だから官で出来ない事は民でやるべきだし、これから日本で事業を始めるならそことどう向き合っていくかを問われることになるんだと思う。

そうやってこれから支え合わないと生きていけない世界になっていくのならば、「そんくらい自分でやれよ」という自己責任論の世界よりも「そんくらいだったら俺手伝うよ」という世界になっていって欲しいと個人的には思う。

クラウドファンディングが受け入れられつつある流れを見るとそういう世界になりそうで嬉しくもある。

――改めておっちゃんの質問を振り返る。

その場ではパッと答えを返すことができなかったけれど、今再度考えてみるとハッキリと言える。

「国の世話になってる人一人一人に千差万別の理由がある。だからその理由も聞かずにひと括りに『国の世話になってる人』とまとめて良い悪いの判断は下せない。それに良いか悪いかの批評には何の価値もない。第三者がすべきことは批評ではなく改善で、それに繋がる選択肢をどれだけ具現化出来たかということだけにのみ価値は宿る。」

基本的に人は変えられない。一般的に年齢を重ねるほど人の価値観は固定されていくものだから、この返答をおっちゃんに返したところで何か変わったわけではないだろう。

けれども僕にある種の「問い」を投げてくれた事、それ自体は感謝したいと思う朝だった。

PS

ひっそりクラファンごっこしてます。

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お久しぶりです。柳です。 Twitterはしこしこと更新していたんですけどブログの方はすっかり放置してしまっていました。 ブログって書かないとどんどん筆を取るのが重くなっていく......
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コメント

  1. 大社長 より:

    はじめまして。大社長です。
    30代以上にもなって定職にもつかず結婚もしないで親の世話になりぷらぷらしてるのは私のことですが、
    世間一般の認識としてはその通りだと思いますよ。それは仕方ないです。
    むかついたでしょうが、それは仕方ないです。30過ぎてますので。。はあ。。