【四国遍路】虫公園【25日目】

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正直、今日の記憶があまりない。観自在寺の境内にテントを張っていたので、迷惑にならないようにと珍しく早めに準備を整え、7時に出発する。

昨日のスピリチュアル兄ちゃんとは結局朝は会わず、連絡先も交換していないので、まさに一期一会の出会いになった。

次の札所である41番太龍寺までも地味に距離があり、1日ではたどり着けない。とりあえず温泉を目指して国道沿いを淡々と進む。

あの時は書かなかったが、以前出会った【生理的にむり夫】は遍路道に道しるべとして貼ってある遍路道保存協会のシールをはがして回っているらしい。何やら色々とそれらしい理由を述べてはいたが、一方だけの意見だけではフェアではないのでここには書かない。

たぶんこれは、はがされたシールの形跡なんだろうなぁと思うものをチラホラ見かける。


この日はうだるような暑さで、アスファルトからの日光の照り返しがキツかったこともあり、普段は苦手なトンネルが、涼しいというただそれだけの理由で嬉しく感じる。しかもこのトンネルは歩行者専用トンネルらしく願ったり叶ったりだった。


国道沿いにあったゆらり内海というところで、4日ぶりの風呂に入る。前回と同じくまたもや2時間も入ってしまったが、全てリセットできた気分になる。

そのまま1Fに併設されているレストランでランチを頂く。


美味しかったが、なんかOLのランチを食べているようだった。理想を言えばもっと油ギトギトのカロリーの塊のようなものを摂取したい。先ほど体重計にのったら0.5キロほどまた減っていた。この旅が終わる頃には一体何キロまで落ちているのか。

その後は風になびく鯉のぼりを見ながら淡々と歩く。


途中道の駅に17時頃着き、そこで野宿をすれば快適なんだろうとも思ったが、日も暮れかけ、涼しいこの時間帯にもっと歩きたい気持ちもあったので、5キロほど先の石丸公園という場所で野宿をすることにする。

石丸公園に行くには国道を通るルートと山道を通る遍路道ルートがあるが、時間的に夜の山道は暗くなると、前の大岐の浜の時のように道に迷ってしまう恐れがあったため、大人しく国道沿いを歩いて行くことにする。

石丸公園は遍路道を少し外れた場所にあり、テニスや野球などのスポーツができるスペースもある広い公園だった。先に四阿の下で眠っていたお遍路さんを起こさないようにと静かに寝る準備をする。が、ここは今までで一番虫が多かった。何かよく分からない虫がたくさんいて、ザックの中にゴキブリの赤ちゃんみたいのが入ってきた時はさすがに焦った。

そんな感じで1人テンヤワンヤしていると、野球中継のラジオをかけっぱで寝ていたお遍路さんが起きる。パッと見、職業遍路のような風貌をしていたのと、耳が遠くあまり会話が噛み合わなかったので、最低限の話だけし、早急にテントの中へと潜り込んだ。幸い、テントの中へは虫の侵入を遮断できたらしい。

相変わらずラジオからは野球中継が流れていたが、それが終わると今度はヒーリングミュージックのような音楽が流れ始め、それにつられるように眠りに誘われた。

【支出】飲食費160円、700円、250円、230円、160円、風呂代500円

【歩行距離】33.1キロ

【参拝霊場】なし

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